「大事な動画をうっかり消してしまった…もう戻せないのでは?」と不安になったことはありませんか。家族の思い出や仕事で使う動画ほど、失ったときのダメージは大きいものです。こうしたケースは意外と多く、削除した動画をどうにか元に戻したいと悩む方は少なくありません。実際には、保存状況や削除からの経過時間によっては、動画を復元できる可能性があります。
本記事では、iPhoneで消してしまった動画を復元する方法を、状況別にわかりやすく解説します。基本的な復元の考え方から、バックアップがない場合の対処法まで紹介するので、落ち着いて一つずつ確認していきましょう。
Part 1. iPhoneで削除した動画は復元できる?
結論から言うと、iPhoneで削除してしまった動画は復元できる可能性があります。
iPhoneには、削除したデータを一時的に保管する機能など、復元に役立つ仕組みがいくつか用意されています。さらに、必要に応じて専用の復元ツールを活用することで、消してしまった動画を取り戻せるケースも少なくありません。
削除の状況や経過時間によって結果は異なりますが、完全に失われたように見える場合でも、復元できる可能性は十分にあります。焦らず、自分の状況に合った方法を選ぶことが大切です。
Part 2. iPhoneで削除した動画を復元する方法
ここでは、iPhoneで消してしまった動画を復元する6つの方法を紹介します。
- 方法1:「最近削除した項目」から動画を復元
- 方法2:iCloud.comから削除した動画を復元
- 方法3:Googleフォトなどのクラウドから動画を探す
- 方法4:iCloudバックアップから動画を復元
- 方法5:iTunesバックアップを使って動画を復元
- 方法6:RecoverGo(iOS)で動画を復元する方法
削除のタイミングやバックアップの有無によって最適な方法は異なりますが、こうした手段を順番に試すことで、iPhone動画復元の成功率を高めることができます。まずは自分の状況を確認し、適切な方法から試してみましょう。
方法①|「最近削除した項目」から動画を復元する
iPhoneで削除した動画を元に戻す方法の中でも、最も手軽なのがこの方法です。動画は削除してもすぐに完全消去されるわけではなく、「最近削除した項目」に移動され、最大30日間保存されます。この期間内であれば、簡単な操作で動画を復元できます。
手順は以下の通りです:
手順 1 iPhoneで「写真」アプリを開く
手順 2 画面を下にスクロールし、「最近削除した項目」をタップ
手順 3 復元したい動画を選択し、「復元」をタップ
削除してから時間が経っていない場合は、この方法でスムーズに消した動画を元に戻すことができます。まずはここを確認するのがおすすめです。
方法②|iCloud.comから削除した動画を復元する
iPhoneでiCloudと同期している場合、写真や動画は自動的にクラウド上にも保存されています。端末側で削除した動画も、iCloudの「最近削除した項目」に30日間残っているため、そこから復元できる可能性があります。
iPhone本体で見つからない場合でも、iCloud側に残っているケースは意外と多いので、一度確認してみるのがおすすめです。
手順 1 ブラウザでiCloud.comにアクセスし、Apple IDでログイン
手順 2「写真」をクリック
手順 3 サイドバーの「最近削除した項目」を開く
手順 4 復元したい動画を選択し、「復元」をクリック
復元した動画はiCloudフォトライブラリに戻り、Wi-Fi接続時にiPhoneにも自動で同期されます。
方法③|Googleフォトから削除した動画を復元する
Googleフォトを利用している場合、動画が自動的にバックアップされていることがあります。そのため、iPhone本体から削除してしまっても、Googleフォト上にデータが残っていれば復元が可能です。
まずは、動画がGoogleフォトにバックアップされているかを確認しましょう。
▼ Googleフォトに動画をバックアップする手順
手順 1 App StoreからGoogleフォトアプリをダウンロード・インストール
手順 2 アプリを開き、Googleアカウントでログイン
手順 3 画面右上のプロフィールアイコンをタップし、「Googleフォトの設定」を選択
手順 4「バックアップと同期」をオンにする
▼ Googleフォトから動画を復元する手順
手順 1 iPhoneでGoogleフォトアプリを開く
手順 2 画面下部の「ライブラリ」をタップ
手順 3「ゴミ箱」を開く
手順 4 復元したい動画を選択し、「復元」をタップ
方法④|iCloudバックアップから削除した動画を復元する
iCloudに定期的にバックアップを取っている場合は、そのデータを使って削除した動画を復元できる可能性があります。ただし、iCloud写真をオンにしている場合、写真や動画はバックアップには含まれず、iCloud写真として別管理される点に注意が必要です。
この方法を試す前に、削除前の状態が含まれているバックアップが存在するかを必ず確認しておきましょう。
手順 1 まず、バックアップの日時を確認する
「設定」→「ユーザー名」→「iCloud」→「ストレージを管理」→「バックアップ」から、削除前のデータが含まれているかチェックします
手順 2 対象のバックアップがあることを確認したら、iPhoneを初期化
「設定」→「一般」→「iPhoneを転送またはリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」
手順 3 再起動後、画面の案内に従って設定を進め、「Appとデータ」画面で「iCloudバックアップから」を選択
手順 4 iCloudにサインインし、削除した動画が含まれているバックアップを選択
方法⑤|iTunesバックアップから削除した動画を復元する
iTunesを使ってiPhoneのバックアップをパソコンに保存している場合、そのデータから削除した動画を復元できる可能性があります。iTunesバックアップには写真や動画も含まれるため、失われたデータを取り戻す有効な手段のひとつです。
手順 1 バックアップを作成したパソコンにiPhoneを接続する
手順 2 iTunesを起動し、表示されたiPhoneを選択
手順 3「概要」タブから「バックアップを復元」をクリック
手順 4 バックアップの日時やサイズを確認し、削除前の動画が含まれているものを選択
手順 5「復元」をクリックし、完了まで待つ ※暗号化バックアップの場合は、パスワードの入力が必要です
方法⑥|RecoverGo(iOS)で削除した動画を復元する
より高い成功率で動画を復元したい場合は、専用のデータ復元ソフトを活用する方法もあります。中でもiToolab RecoverGo(iOS)は、バックアップがない状態でもデータを復元できる点が特徴で、削除した動画を取り戻したいときに有力な選択肢となります。
このツールは高度なスキャン技術を備えており、通常の方法では見つけられないデータまで検出できる可能性があります。動画だけでなく、写真・連絡先・メッセージなど、さまざまなデータの復元に対応しているのも魅力です。バックアップがない場合や、完全に削除した動画の復元を試したいときには、こうした専用ソフトを検討してみる価値があります。
- バックアップがない状態でもデータ復元が可能
- シンプルで使いやすい操作画面
- 最新のiOSバージョンおよびiPhoneモデルに対応
- 復元前にデータをプレビュー可能(必要なものだけ選択して復元)
- 動画・写真・連絡先など幅広いデータに対応
▼ RecoverGo(iOS)でiPhoneの動画を復元する手順
手順 1
公式サイトからRecoverGo(iOS)をダウンロードしてインストールします。起動後、「iOSデバイスからデータを復元」を選択します。
手順 2
Lightningケーブルを使ってiPhoneをパソコンに接続します。iPhone側に「このコンピュータを信頼しますか?」と表示された場合は、「信頼」をタップしてください。
手順 3
ソフトの画面で「動画」を選択します。必要に応じて、他のデータ(写真・連絡先など)も同時に選択可能です。
手順 4
デバイスが接続され、データの種類を選択すると、自動的にスキャンが開始されます。※iOS 13以降の場合、暗号化パスワードの入力が求められることがあります。
手順 5
スキャン完了後、復元可能なデータが一覧表示されます。内容をプレビューし、復元したい動画を選択して「復元」をクリックします。復元された動画はパソコン上に保存され、確認できるようになります。
まとめ
iPhoneで削除した動画は、iCloudバックアップや各種復元方法を活用することで取り戻せる可能性があります。大切なのは、削除後できるだけ早く対処することと、日頃からバックアップを取っておくことです。万が一バックアップがない場合でも、iToolab RecoverGo(iOS)のような専用ツールを活用すれば、復元できる可能性を高めることができます。