「大切な写真や連絡先が突然消えてしまった」そんな経験はありませんか?
iPhoneのデータが消えたとき、焦って何をすべきかわからなくなるものです。適切な方法を知っていれば、多くの場合、消えたデータを取り戻せます。
本記事では、バックアップの有無や状況に合わせたiPhoneのデータ復元方法を、ステップごとにわかりやすく解説します。
パート1.iPhoneのデータが消えた!主な原因と復元の可能性
iPhoneのデータが突然消えてしまう原因は、大きく4つに分けられます。それぞれのケースで復元できる可能性が異なるため、まず自分の状況を確認してみましょう。
①誤操作による削除
削除したデータは「最近削除した項目」フォルダに30日間保存されているため、早めに確認すれば自力で復元できる可能性が高いです。
②iOSのアップデートや不具合
iOSのアップデート後や不具合でデータが消えた場合、アップデート前のバックアップが残っていれば、そこからiPhoneデータを復元できます。
③初期化(リセット)
端末の初期化後は、バックアップがなければデータの回収は困難です。ただし、データ復元を試みられるソフトウェアがあるため、パート3で解説します。
④物理的ダメージ・水没
落下による画面割れや水没によるデータ損失は、復旧難易度が高く、自力での対処が難しいケースもあります。データが消えたと気づいたら、新たなデータの保存は控えましょう。
パート2.バックアップからiPhoneデータを復元する
バックアップがあれば、削除したiPhoneのデータは簡単に復元できます。ここでは3つのバックアップツールでの復元手段を紹介します。
①iCloudからの復元手順
iCloudバックアップを使ったiPhoneデータの復元は、PCなしでできるため手軽です。iCloudの無料ストレージは5GBまでのため、容量が不足していると、バックアップが最新でない場合があります。
手順 1 iPhoneの「設定」を開きます。
手順 2 画面上部の自分の名前をタップします。
手順 3 「iCloud」を押して「iCloudバックアップ」を開き、バックアップ日時を記録しておきます。
手順 4 「設定」の「一般」を押して「転送またはiPhoneをリセット」内の「すべてのコンテンツと設定を消去」を押すと初期化が始まります。
手順 5 初期化後、初期設定画面で「iCloudバックアップから復元」を選択します。
手順 6 対象のバックアップを選んで復元完了です。
②iTunesからの復元手順(Windows)
Windows PCを使う方は、iTunesを利用した復元が可能です。
手順 1 PCにiTunesをインストールし、起動します。
手順 2 USBケーブルでiPhoneとPCを接続します。iTunesにiPhoneが認識されたら、iTunesの画面から操作を行います。
手順 3 画面の左上隅にあるメニューバーから「編集」をクリックし、「環境設定」を選択します。
手順 4 「デバイス」タブを押し、「iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない」にチェックを入れます。これにより、デバイスがMacに接続されても自動的に同期されなくなります。
手順 5 「バックアップを復元」をクリックし、画面右側の「手動でバックアップ/復元」から「バックアップを復元」を押します。
手順 6 完了後、iPhoneを再起動します。
③Finderからの復元手順(Mac)
macOS Catalina(10.15)以降のMacでは、iTunesの代わりに「Finder」を使います。
手順 1 MacとiPhoneをUSBケーブルで接続します。
手順 2 Finderを開き、左サイドバーに表示された「iPhone」を選択します。
手順 3 「一般」のバックアップから「iPhone内のすべてのデータをこのMacにバックアップ」を選択します
手順 4 「バックアップを復元」をクリックします。
手順 5 パスワードを入力し「復元」をクリックすると復元が始まります。
パート3.【バックアップなし】iPhoneデータを自分で復元する方法
「バックアップを取っていなかった」という方も、諦めるのはまだ早いです。バックアップなしでもiPhoneデータを復元できる「iToolab RecoverGo ios」というツールの活用をおすすめします。
RecoverGoは、iPhoneのデータ復元に特化したソフトです。iPhoneの初期化後や水没後のデータ復旧、削除したデータの復元など、さまざまな状況に対応しています。
削除したLINEのトーク履歴や、誤って消してしまった写真なども復元を試みることができます。パソコンに接続するだけで操作でき、初心者でも自分でデータを復元できます。特に、事前にプレビューして、復元したいファイルを選択できる点が特徴です。
- iPhoneを誤って初期化してしまった方
- 水没後にデータが消えた方
- バックアップを取っていなかった方
- 削除したデータをすぐに取り戻したい方
- データをプレビューしてから選択的に復元したい方
▾ RecoverGoの使い方(基本手順)
手順 1 ソフトの起動
公式サイトからRecoverGoをダウンロードし、PCにインストールします。「iOSデバイスからデータを回復」を選択してください。
手順 2 デバイスの接続
USBケーブルでiPhoneをPCに接続し、ソフトを起動します。安定して認識させるため、純正または高品質のLightningケーブルを使用してください。
手順 3 データの選択
復元したいデータの種類にチェックを入れ、スキャンを開始します。
手順 4 スキャンの実行
デバイスを自動的に解析します。スキャン中に、iPhoneのパスコード入力を求められる場合があるため入力してください。スキャン時間はデータ量によって異なります。
手順 5 データの復元
スキャン完了後、復元可能なデータが一覧表示されます。必要なデータを選択して「復元」を実行すると完了です。
パート4.自力で無理なら「iPhoneデータ復旧業者」がおすすめ
画面が割れて起動しない、電源が入らない、ソフトウェアでも復元できなかった状況では、iPhoneデータ復旧の専門業者に依頼することを検討しましょう。そこで業者選びの際に確認したい3つのポイントを紹介します。
①実績と評判を確認する
「iPhoneデータ復旧業者」と検索すると多くの業者が出てきますが、まずはGoogleやSNSの口コミ・評判をチェックしましょう。実績件数や成功率を公開している業者は信頼性の目安になります。
②見積もりが無料かどうか
データ復旧の費用は状況によって大きく異なります。「初期診断・見積もり無料」の業者を選ぶと、費用感を把握してから依頼できるので安心です。
③データを見られる範囲を確認する
個人情報やプライベートな写真が含まれる場合、データの取り扱いポリシーや守秘義務についても確認しておきましょう。
代表的な業者の種類
- メーカー公認の修理店(Apple Store・Apple正規サービスプロバイダ):安心感があるが、データ復旧に対応していないケースがある
- 専門のデータ復旧業者:物理障害にも対応しており、重症ケースでも相談できる
- 街のスマホ修理店:費用が安いことが多いが、技術力にばらつきがある場合がある
▾ 費用の目安
iPhoneの修理代は、非正規修理店のiCracked、スマホスピタル、アイサポなどでは、軽傷(バッテリー交換、画面割れ)で約5,000〜25,000円が目安です。Apple公式修理の場合は30,000円以上になるケースもあります。重症(基板損傷など)では5万円以上になるケースもあります。まずは複数業者への相見積もりをおすすめします。
まとめ
iPhoneのデータ復元は、状況に応じた方法を選ぶことが重要です。
バックアップがあればiCloud・iTunes・Finderから素早く復元でき、ない場合は「iToolab RecoverGo ios」のようなソフトが頼りになります。復元が難しい場合は専門業者への相談も検討しましょう。本記事の手順を参考に、最適な方法を選んでください。