Safariは、iPhoneやiPad、Macに標準搭載されているブラウザとして、多くのユーザーに利用されています。閲覧履歴を活用すれば、以前訪れたWebサイトを開き直したり、過去に調べた情報をすぐに確認したりできるため、日常的に便利な機能のひとつです。
しかし、誤操作によってSafariの履歴を削除してしまい、「もう一度確認したいページが見つからない」と困った経験がある方もいるのではないでしょうか。実は、状況によっては削除したSafariの履歴を復元できる場合があります。本記事では、iPhone・iPad・MacでSafariの履歴を復元する方法をわかりやすく解説し、履歴が消えてしまったときの対処法を紹介します。
Part 1. 削除したSafariの履歴は復元できる?
「Safariの履歴を削除したら完全に消えてしまうの?」「削除した履歴を復元する方法はある?」と疑問に思う方は少なくありません。
実は、Safariの履歴を削除しても、すぐに完全消去されるわけではありません。iPhoneやiPadでは、削除された履歴データが一定期間デバイス内に残っている場合があり、状況によっては復元できる可能性があります。特に、履歴を削除してからあまり時間が経っていない場合は、バックアップがなくても復元できるケースがあります。
そのため、Safariの履歴を誤って削除してしまった場合でも、すぐに諦める必要はありません。次の章では、iPhoneやiPad、MacでSafariの履歴を復元する具体的な方法を紹介します。
Part 2. バックアップから削除したSafari履歴を復元する方法
Safariの履歴を削除してしまった場合でも、事前にiCloudやiTunesでバックアップを作成していれば、履歴を復元できる可能性があります。ただし、バックアップから復元すると現在のデータが上書きされるため、事前に最新データを保存しておくことをおすすめします。
方法①|iCloudバックアップから復元する
iCloudバックアップにSafariの履歴が含まれている場合は、バックアップ時点の状態に戻すことで履歴を復元できます。
手順は以下の通りです:
- 「設定」アプリを開き、「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択
- 初期化後、iPhoneの初期設定を進め、Apple IDでiCloudにサインイン
- 初期設定画面が表示されたら、「iCloudバックアップから」を選ぶ
- Safari履歴が残っている日時のバックアップを選択する
- 復元完了まで待つ
復元が完了すると、バックアップ作成時点のSafari履歴も一緒に戻る可能性があります。ただし、この方法では現在のデータがバックアップ時点の状態に置き換わるため、復元前に必要なデータのバックアップを取っておきましょう。
方法②|iTunesバックアップから復元する
iCloudを利用していない場合は、パソコンに保存されているiTunesのバックアップからSafariの履歴を復元できる可能性があります。こちらもバックアップ時点の状態に戻す方法のため、現在のデータは上書きされる点に注意が必要です。
手順は以下の通りです:
- パソコンでiTunesを起動し、iPhoneをケーブルで接続します。
- 画面上部に表示されるiPhoneアイコンをクリックし、左側メニューから「概要」画面を開きます。
- 「バックアップを復元」を選択し、Safari履歴が残っている日時のバックアップをします。
- 「復元」をクリックして処理を開始します。
復元が完了すると、バックアップ作成時のSafari履歴やその他のデータがデバイスに戻ります。定期的にPCへバックアップを取っている場合は、Safariの削除履歴を復元する有効な方法のひとつです。
方法③|iCloud.comからブックマークを復元する
Safariの閲覧履歴そのものではありませんが、iCloudでSafariの同期を有効にしている場合は、削除したブックマークを復元できることがあります。よく利用していたサイトを探している場合には、この方法も役立ちます。
手順は以下の通りです:
- ブラウザでiCloud.comにアクセスし、Apple IDでサインインする
- 「データの復旧」を開く
- 「ブックマークを復元」を選択する
- 復元したい日時のブックマークを選び、「復元」をクリックする
復元が完了すると、削除前のSafariブックマークが再び利用できるようになります。履歴の復元はできなくても、以前保存していたWebサイトを見つけられる場合があるため、あわせて確認してみるとよいでしょう。
Part 3. バックアップなしで削除したSafari履歴を復元する方法
iCloudやiTunesのバックアップがない場合でも、Safariの履歴を復元できる可能性はあります。iToolab RecoverGo(iOS)は、iPhoneやiPadから削除されたデータを復元できるツールです。バックアップがない場合でもデバイスを直接スキャンし、削除されたSafariの履歴やブックマークを検出できる可能性があります。
また、Safari関連データだけでなく、連絡先・通話履歴・カレンダー・ボイスメモ・写真・動画など、さまざまなデータの復元にも対応しています。バックアップがなく、Safariの履歴を復元したい場合の選択肢のひとつとして活用できます。
- バックアップがない状態でもデータ復元が可能
- シンプルで使いやすい操作画面
- 最新のiOSバージョンおよびiPhoneモデルに対応
- 復元前にデータをプレビュー可能(必要なものだけ選択して復元)
- 動画・写真・通話履歴・メッセージなど幅広いデータに対応
▼ RecoverGo(iOS)でiPhoneのSafari履歴を復元する手順
手順 1
公式サイトからRecoverGo(iOS)をダウンロードしてインストールします。起動後、「iOSデバイスからデータを復元」を選択します。
手順 2
Lightningケーブルを使ってiPhoneをパソコンに接続します。iPhone側に「このコンピュータを信頼しますか?」と表示された場合は、「信頼」をタップしてください。
手順 3
ソフトの画面で「Safari」を選択します。必要に応じて、他のデータ(写真・連絡先など)も同時に選択可能です。
手順 4
デバイスが接続され、データの種類を選択すると、自動的にスキャンが開始されます。※iOS 13以降の場合、暗号化パスワードの入力が求められることがあります。
手順 5
スキャン完了後、復元可能なデータが一覧表示されます。内容をプレビューし、復元したいSafari履歴を選択して「復元」をクリックします。復元された動画はパソコン上に保存され、確認できるようになります。
Safariの履歴に関するよくある質問
まとめ
本記事では、削除したSafariの履歴を復元する方法について解説しました。iCloudやiTunesのバックアップがある場合はそこから復元できる可能性があり、バックアップがない場合でも、専用のデータ復元ツールiToolab RecoverGo(iOS)を利用することで履歴を取り戻せるケースがあります。Safariの履歴を誤って削除してしまった場合は、データが上書きされる前に早めに対処することが重要です。