このように、突然パーティションが表示されなくなり、大切なデータが消えたのではないかと不安になるケースは少なくありません。しかし、パーティションが見えなくなったからといって、必ずしもデータが完全に失われたわけではありません。多くの場合、ディスクの管理画面ではパーティションが「未割り当て領域」として認識されているだけで、内部のデータはそのまま残っている可能性があります。
この記事では、まず失われたパーティションからデータを復元する方法を紹介し、その後、安全にパーティションを復元するための3つの方法について詳しく解説します。誤操作やシステムトラブルによって紛失したパーティションを復元したい方は、ぜひ参考にしてください。
Part 1. 紛失したパーティションは復元できる?
結論から言うと、紛失したパーティションは復元できる可能性があります。ただし、状況に応じて適切な方法を選ぶことが重要です。単純に保存されているファイルだけを取り戻したい場合は「データ復元」、パーティション構成そのものを元に戻したい場合は「パーティション復元」が必要になります。この2つは異なる作業であり、間違った操作を行うとデータ復旧が難しくなる可能性があります。
- ファイルシステムのエラー
- マルウェアやウイルスによる影響
- 突然の電源障害
- ディスク操作の中断
- 誤ったパーティション削除
- パーティションテーブルの破損
特に多い症状は、エクスプローラーから特定のドライブが突然消えるケースです。しかし、パーティションが見えなくなったからといって、保存していたデータまで完全に消えたとは限りません。
パーティション情報を管理している「パーティションテーブル」には、パーティションの種類や容量、ファイルシステムなどの情報が保存されています。この情報が破損したり読み取れなくなったりすると、Windowsではその領域が「未割り当て」として表示されることがあります。つまり、OSからパーティションを認識できない状態でも、内部のデータはドライブ上に残っている可能性があります。
そのため、まずはデータを安全に復元してから、パーティションを復元することがおすすめです。データを確保した後は、ドライブ文字の再割り当てやパーティション復元ツールの利用、ディスク状態の確認などによって、失われたパーティションを復元できる場合があります。
Part 2. 紛失したパーティションからデータを復元する方法
紛失したパーティションからデータを復元する場合、最も有効な方法の一つがデータ復元ソフトを利用することです。複雑なデータ損失にも対応でき、ドライブを直接スキャンして失われたファイルを探せるツールを選ぶことが重要です。
iToolab RecoverGo Windows Data Recoveryは、削除や紛失したパーティションからデータを復元できるデータ復元ソフトです。パーティション削除やドライブが認識されないケースにも対応しており、復元したい場所を選択してスキャン・プレビュー・復元という簡単な操作で、大切なファイルを取り戻せます。復元前にデータを確認できるため、必要なファイルだけを効率よく復元したい場合にも役立ちます。
RecoverGo Windows Data Recovery
- 1,000種類以上のファイル形式、2,000種類以上のストレージデバイスに対応
- パーティション消失、誤削除、フォーマット、システムクラッシュなど幅広い復元シーンに対応
- 3種類のスキャンモードを搭載し、削除済みデータも詳細に検索可能
- 高速スキャンに対応し、exFATドライブでも短時間でデータを検出可能
- HDD、SSD、USBメモリ、SDカード、外付けストレージなど幅広くサポート
手順は以下の通りです。
手順 1
RecoverGo Windows Data Recoveryをインストールして起動したら、復元したいパーティションを選択し、「紛失したデータを探す」をクリックします。
手順 2
ソフトが自動的にスキャンを実行し、復元可能なファイルを検出します。進行状況を確認しながら、目的のファイルを効率よく探すことができます。
手順 3
目的のファイルを見つけたら「プレビュー」で内容を確認し、「復元」をクリックしてパソコンに保存します。
Part 3. Windowsで紛失したパーティションを復元する方法
削除したパーティションを復元する方法はいくつかありますが、原因によって適した対処法は異なります。単にドライブ文字が消えているだけの場合もあれば、パーティションテーブルの破損が原因の場合もあります。
ここでは、簡単な方法から順に紹介するので、状況に合わせて試してみてください。
方法①|ディスクの管理でパーティションの状態を確認する
まずは、Windowsがパーティションをまだ認識しているか確認しましょう。「ディスクの管理」では、接続されているドライブやパーティションの状態を確認できます。
手順は以下の通りです。
- 「Win + X」キーを押して「ディスクの管理」を開く
- 表示されないパーティションを探し、現在の状態を確認する
表示される状態によって対処方法が異なります。
◾「正常(ドライブ文字なし)」の場合:パーティション自体は残っています。次の「方法②」でドライブ文字を再設定してください。
◾「未割り当て」と表示される場合:パーティションが削除または紛失している可能性があります。「方法③」で復元を試します。
◾「RAW」と表示される場合:ファイルシステムが破損している状態です。まずRecoverGoなどのデータ復元ツールでデータを救出し、その後必要に応じてフォーマットを行います。
方法②|ドライブ文字を再割り当てする
Windowsでは、ドライブ文字が設定されていないパーティションはエクスプローラーに表示されません。この場合、パーティション自体が消えたわけではなく、ドライブ文字を再設定することで再びアクセスできる可能性があります。
具体的な手順は以下の通りです。
- 「Win + X」キーを押し、「ディスクの管理」を選択する
- 対象のパーティションを探す ※「正常」と表示されているものの、ドライブ文字が割り当てられていないパーティションを確認します。
- パーティションを右クリックし、「ドライブ文字とパスの変更」を選択する
- 「追加」をクリックし、一覧からドライブ文字を選択して「OK」を押す
- パソコンを再起動し、エクスプローラーでパーティションが表示されるか確認する
もしパーティションが「未割り当て」と表示されている場合は、次の方法で復元を進めてください。
方法③|パーティション復元ソフトを利用する
「ディスクの管理」で対象の領域が「未割り当て」と表示されている場合、パーティションテーブルの情報が失われている可能性があります。この場合は、パーティション復元ツールを使って紛失したパーティションを検出・復元する方法があります。
代表的なツールの一つが「TestDisk」です。ただし、パーティションの修復操作には一定のリスクがあるため、作業前に重要なデータを復元しておくことをおすすめします。
併せて読む👉:パーティション復元ソフトおすすめ10選
具体的な手順は以下の通りです。
- CGSecurityの公式サイトからTestDiskをダウンロードし、ZIPファイルを展開します。その後、「testdisk_win.exe」を管理者として実行します。
- 「Create」を選択して、新しいログファイルを作成します。
- 紛失したパーティションが保存されているディスクを選択し、「Enter」キーを押します。
- パーティションテーブルの種類を選択します。通常はTestDiskが自動検出するため、表示された推奨項目を選択します。
- 「Analyse」を選択し、「Enter」キーを押してスキャンを開始します。
- スキャン結果に紛失したパーティションが表示されたら、対象を選択して「P」キーを押し、内部のファイルを確認します。
- 前の画面に戻り、「Write」を選択して復元したパーティションテーブルを保存します。
- パソコンを再起動し、エクスプローラーを開いてパーティションが復元されているか確認します。
TestDiskは無料で利用できる便利なツールですが、操作には専門的な知識が必要な場合があります。操作に不安がある場合は、データ復元ソフトを利用してファイルを先に救出する方法も検討しましょう。
紛失したパーティションの復元に関するよくある質問
まとめ
パーティションを紛失しても、必ずしもデータが消えたわけではありません。多くの場合、適切な方法を使えばファイルやパーティションを復元できる可能性があります。まずはRecoverGo Windows Data Recoveryなどのデータ復元ツールで重要なファイルを救出し、その後、ドライブ文字の再設定やパーティション復元ツールを使って問題を解決しましょう。状況に合わせた正しい手順で対処することで、大切なデータを安全に取り戻せます。