iPhoneのカレンダーから大切な予定を誤って削除してしまい、困っていませんか?仕事の予定や大切なイベントなど、カレンダーには日々のスケジュールを管理するための情報が詰まっています。そのため、予定が突然消えてしまうと焦ってしまいますよね。
しかし、削除したカレンダーや予定は、状況によって復元できる可能性があります。本記事では、誤操作や同期の不具合などでiPhoneのカレンダーが消えてしまった場合に、カレンダーを復元する方法をわかりやすく解説します。無料で試せる方法から、バックアップがない場合の対処法まで紹介するので、ぜひ参考にしてください。
Part 1. iPhoneのカレンダーが消えた原因は?
iPhoneのカレンダーや予定が突然消えてしまう原因はいくつか考えられます。たとえば、共有カレンダーを利用している場合、ほかのユーザーが予定を削除すると、自分のiPhoneからもその予定が消えることがあります。また、GoogleカレンダーからiCloudへ移行するなど、同期方法を変更した際に設定がうまく反映されず、予定が表示されなくなるケースもあります。
そのほか、iCloudなどのアカウント設定や同期の不具合、iPhone本体のストレージやシステム上の問題によって、保存していた予定が表示されなくなることもあります。まずは原因を確認したうえで、状況に合ったiPhoneのカレンダー復元方法を試してみましょう。
Part 2. iPhoneの削除したカレンダーを復元する方法
iPhoneのカレンダーが消えてしまっても、状況に応じて復元できる可能性があります。本記事では、5つの復元方法を紹介します。バックアップがない場合にRecoverGo(iOS)を使って復元する方法をはじめ、iCloud.comからカレンダーを復元する方法、MacのiCloud同期とTime Machineを利用する方法、さらにiTunesやFinderのバックアップから復元する方法まで、ケース別に解説します。
方法①|バックアップなしでiPhoneのカレンダーを直接復元する
バックアップを取っていない場合は、データ復元ソフトを使って、iPhoneから削除したカレンダーの復元を試す方法があります。iToolab RecoverGo(iOS)なら、iPhoneをスキャンして削除されたカレンダーや予定を検出し、復元可能なデータを確認できます。iCloudやiTunesのバックアップが手元にない場合でも、削除した予定を取り戻したいときの選択肢の一つです。
▼ RecoverGo(iOS)でiPhoneのカレンダーを復元する手順
手順 1
公式サイトからRecoverGo(iOS)をダウンロードしてインストールします。起動後、「iOSデバイスからデータを復元」を選択します。
手順 2
Lightningケーブルを使ってiPhoneをパソコンに接続します。iPhone側に「このコンピュータを信頼しますか?」と表示された場合は、「信頼」をタップしてください。
手順 3
ソフトの画面で復元したいデータを選択します。必要に応じて、他のデータも同時に選択可能です。
手順 4
デバイスが接続され、データの種類を選択すると、自動的にスキャンが開始されます。※iOS 13以降の場合、暗号化パスワードの入力が求められることがあります。
手順 5
スキャン完了後、復元可能なデータが一覧表示されます。内容をプレビューし、復元したいカレンダーを選択して「復元」をクリックします。復元されたカレンダーはパソコン上に保存され、確認できるようになります。
方法②|iCloud.comからiPhoneのカレンダーを復元する
iPhoneのカレンダーは、通常のiCloudバックアップにそのまま含まれるわけではありません。ただし、iCloud.comにはカレンダーを以前の状態に戻せる復元機能が用意されています。誤って予定を削除した場合は、削除前の状態がアーカイブされていないか確認してみましょう。
- iCloud.comにアクセスし、Apple Accountでサインインします。
- メニューから「データの復旧」を選択し、「カレンダーを復元」をクリックします。
- 削除する前の日付のアーカイブを選択し、「復元」をクリックします。
- 確認画面で復元を実行し、処理が完了するまで待ちます。
復元が完了すると、iCloud.com上に通知が表示され、Apple Accountに登録しているメールアドレスにも通知が届きます。なお、カレンダーを復元すると、選択したアーカイブ作成時点の状態に戻るため、現在の予定にも影響する点に注意してください。
方法③|MacのTime Machineから削除したカレンダーを復元する
Macを使用していて、iCloudでカレンダーを同期している場合は、Time Machineのバックアップから削除前のカレンダーを復元できる場合があります。復元したカレンダーをiCloudに同期させることで、ほかのAppleデバイスでも再び利用できるようになります。
- Macをインターネットから切断し、Time Machineから削除前のカレンダーデータを復元します。
- サイドバーの「このMac内」にあるカレンダーを選択し、「ファイル」から「書き出す」を選択して、.icsファイルとして保存します。
- 「ファイル」→「新規カレンダー」からiCloudアカウント内に新しいカレンダーを作成します。
- 作成したカレンダーの名前を、書き出したカレンダーと同じ名前に変更します。
- 「ファイル」→「読み込む」から先ほど保存した.icsファイルを選択し、iCloud側のカレンダーに読み込みます。
- カレンダーの内容がiCloudに反映されるまで待ちます。
- 正常に同期されたことを確認したら、サイドバーから「このMac内」のカレンダーを削除します。
復元が完了すると、選択したバックアップのデータがiPhoneに戻ります。なお、バックアップ作成後に追加したデータが失われる可能性があるため、事前に必要なデータを別の場所へ保存しておきましょう。
方法④|iTunesバックアップからiPhoneのカレンダーを復元する
以前にiTunesでiPhoneをバックアップしていて、その中にカレンダーデータが含まれている場合は、バックアップから削除した予定を復元できる可能性があります。
- iPhoneを、バックアップに使用したパソコンにUSBケーブルで接続します。
- iTunesを起動し、接続したiPhoneを選択します。
- 「概要」画面で「バックアップを復元」をクリックします。
- カレンダーデータが含まれているバックアップを選択し、「復元」をクリックします。
なお、この方法ではiPhone全体がバックアップ作成時の状態に戻るため、現在のデータが失われる可能性があります。復元前に必要なデータを別途バックアップしておきましょう。
方法⑤|FinderのバックアップからiPhoneのカレンダーを復元する
Macを使っている場合は、Finderに保存したiPhoneのバックアップからカレンダーを復元できます。削除前のカレンダーデータが含まれているバックアップがあれば、以下の手順で復元を試してみましょう。
- USBケーブルでiPhoneをMacに接続します。
- Finderを開き、サイドバーから接続したiPhoneを選択します。
- 「一般」タブで「バックアップを復元」をクリックします。
- カレンダーデータが含まれているバックアップを選択し、「復元」をクリックします。
- 処理が完了するまで待ちます。復元後にiPhoneが再起動し、バックアップ時点のカレンダーデータが戻ります。
なお、バックアップ作成後に追加・変更したデータが失われる可能性があるため、必要なデータは事前に別の場所へ保存しておくことをおすすめします。
まとめ
本記事では、iPhoneで削除したカレンダーを復元する方法として、RecoverGo(iOS)を使った復元、iCloud.comやTime Machine、iTunes、Finderのバックアップから復元する方法を紹介しました。バックアップがある場合はそれぞれの方法を利用できますが、バックアップがない場合はiToolab RecoverGo(iOS)を使って復元を試すこともできます。カレンダーの予定を誤って削除してしまった場合は、状況に合った方法を選び、できるだけ早めに復元を試してみましょう。